いこい食堂
大衆食堂 いこい
住 所 | 幸手市内国府間650-3 |
電 話 | 0480-42-0315 |
営業時間 | ★11:00~14:00(L.O:13:45) ★18:00~14:00(L.O:11:30) |
定休日 | 日曜日、祝日 |
駐車場 | 14台分+第2駐車場 |
主なメニュー | ★定食類:野菜炒め、野菜ホルモン、もやし炒め、にんにく炒め、焼き飯、カレー、カツカレー ★丼物:かつ丼、天丼、親子丼、玉子丼、かき揚げ天丼 ★麺類:天ぷらそば・うどん、ラーメン、タンメン、ソーメン、もり、ざる、その他各種 |
お店探訪記
7月15日、昼下がりの暑いさなか、「大衆食堂いこい」を訪ねてみました。訪ねたのは、1時30分頃でした。広い駐車場に車が3台、停まっていました。市の郊外にあるお店を尋ねたところ定休日だったため、急遽、このお店に変更したんです。
入店すると、ガラーンとした雰囲気です。よく見れば先客は5人いたんですが、店内が広くあちこちに分散していたため、客がいないように見えてしまったんです。
広い店の中で、中央付近の椅子に場所を占めました。おもむろにメニュー表を眺めると、裏表に小さな文字で、品目がこれでもかというくらい盛り沢山に書いてあります。大衆食堂の名に相応しく、定食類、丼物類、麺類、一品物、飲み物など、なんでもござれの品揃えです。
街中にこういう大衆食堂があるのは、何となく街に落ち着きを与えるような気がします。昭和の香りも漂ってきます。ウエイトレス嬢が、お水を持ってきてくれました。「お決まりになったらお呼びください」と言って去って行きました。
今日も35度超えの暑さ、温かいものは敬遠したいところですが、かなりクーラーが効いており、あまり食欲がなかったので、暖かい「かき揚げそば650円」をいただくことにしました。
待っている間、店内を見回してみました。本当に広い!テーブル席あり、座敷あり、喫茶店風のボックス席あり、窓際には一人用カウンター席ありと、客席の仕様もバライティに富んでいます。多分、こういう店は、バスやトラック、それにタクシーの運転手さんも沢山利用するのではないでしょうか。大型車の駐車スペースなども用意されていました。
美味しい店かどうかを見分けるコツは、タクシーの運転手が来る店かどうかだと言われます。タクシーの運転手は、すばらしい情報ネットワークを持っています。街の隅々まで道路事情を熟知しており、お客からもたらされる情報も豊富です。そういう運転手が行く店に間違いはないからです。
そうこうするうちに、かき揚げそばの到着です。かき揚げそばは、都内では、駅のホームや駅近の立ち食いそば店などで食べることが多かったので、かき揚げそば=そばの上にかき揚げが乗っているもの、と思っていました。
ところが、ここのかき揚げそば、そばとかき揚げが、別々になっていたのです。「お~!かき揚げそばというのは、本来、かき揚げとそばが別々になっているものなのか」、と思わず見入ってしまいました。確かに、最初からそばの上に乗っていると、味が染み込んでしまいます。このように別々になっていれば、食べる分量だけ小分けにして食べることができます。かき揚げの本来の食べ方はこういうものかもしれないな、と感心しつつ頂いたのであります。
ところで、この「いこい」という店名。この名前で思い浮かぶのは、刻みたばこの「いこい」かNHKラジオの昼番組「昼のいこい」です。ラジオ番組の方は、あの独特の眠たくなる牧歌的な音楽とナレーターの独特な語りがオーバーラップしてきます。「○○農業通信員からの報告によれば」というお決まりの表現で、世の中に農業通信員という人がいるのを知ったのも、この番組のお陰です。
このお店、国道4号線に面しており、権現堂公園に程近いところに位置しています。多分、桜の時期には、大繁盛してるんでしょうね。もっとも、車の大渋滞のため、かえって客足が削がれてしまうかもしれません。そんな場所に位置しているお店です。漫画本やスポーツ紙が充実しているところから、トラックやタクシーの運ちゃんの慰安所を兼ねているかもしれません。そうか、だから「いこい」なんですね。
今度、お腹が空いている時にカツ丼とか、天丼など、大衆食堂に相応しいものをガッツリ食べてみたい、そんなことを感じさせてくれるお店でした。
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