桜製菓
桜煎餅 桜製菓
住 所 | 幸手市中4-10-7 |
電 話 | 0480-42-1605 |
営業時間 | AM~PM |
定休日 | |
ホームページ | |
主なメニュー | ☆ ☆ |
ばら売り用の煎餅が茶箱に入っています
お店の中の様子です
お店の商品です
ご主人は、とっても優しい方でした
混ぜて10枚買ってもたったの470円
お店探訪記
いやあ驚きました。幸手に住んで既に39年。生まれたての赤ん坊が中年おじさんになるほど長いこと住んでいるのに、この桜製菓の存在を知らなかったんです。多分、市の中心市街地に住んでいる人達は、朝夕の散歩の折などに見かける存在として、それなりに有名なお店なんでしょう。
初めて訪問して、そのレトロな雰囲気にびっくり。昭和がそのまま生きている、という実感を持つことができます。お店に入ると、昔の駄菓子屋に入った時のように、郷愁と安心感が漂ってくるのです。「三丁目の夕日」の世界がそこに広がっているのです。今にも奥から、エプロン姿の駄菓子屋のおばちゃんが出てきそうな雰囲気です。
入店しても気づかないのか、誰も出てきません。しばらくすると奥の方から店主らしき男性が出てきました。一瞬、職人タイプの気難しい人かと警戒しました。でも、誠実さがそのまま顔に出ているというタイプの人で、いわゆる商人タイプの方ではありませんでした。商品も、煎餅だけを陳列し、他の物には目もくれない、という徹底ぶりです。
物珍しそうに店内の商品を見回していると、大きな木箱が並んでいるのに気づきました。茶箱です。昔はお茶が湿気ないよう、内側に銀紙を貼っていたあれです。確かに私の子供の頃にはありました。しかし、平成の御代でこんなレトロな品物に再会するとは思いませんでした。しかも、この茶箱、しっかり現役なんです。寅さん映画で言えば、寅さんが持ち歩いているあの四角いカバンに相当するようなものです。
思わず、「こんなもの今でも作っているところがあるんですか?」なんて聞いてしまいました。店主の方は「今は入手困難で、なかなか手に入らないんです。ですから大切に使っています。」なんて仰っていました。
その茶箱に入っているお煎餅、「バラ売り用」だそうです。6箱ほどあったでしょうか。みなそれぞれに中身が違う。甘いものやしょっぱいもの、様々な種類があり、選ぶのに迷います。あれこれ選んで20枚ほど買うことにしました。
おいくらですか?と聞くと、約1000円でした。おお~、こんなに大きい煎餅を20枚も買ってたったの千円。嬉しくなってしまいました。しかも、ここの商品、すべて自家製造だというんです。店主曰く「ここで作って、ここで売ってるんです」。このような貴重なお店の存在を知っただけでも、このサイトを立ち上げた意味があろうというものです。
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