幸手グルメ情報　we hope to activate our town, satte city, saitama pre.

　嘗て、幸手市内には、定食の店として「幸手食堂」というお店がありました。しかし、いつの間にかなくなってしまったんです。結構繁盛していたと思うんですが、なぜか閉店してしまったんですね。定食のお店の経営は大変なのかな～位に思っていました。
　そうしたら今度、新たに「やよい軒」の登場です。文字通り、定食専門のお店です。

　私たちの若い頃、つまり４０年ほど前までのイメージでは、ご飯と味噌汁が定番で、その他におかずとして何をとるのか、というものでした。サバの味噌煮、肉じゃが、マグロのぶつ切り、玉子焼き、納豆、豆腐といったイメージです。おいしい定食屋さんかどうかの見分け方は、タクシーの運転手が集まる店かどうか、が判断の基準でした。運転手は、仲間同士の情報が豊富ですし、足もある。よって、「タクシードライバーのくる店は間違いなくうまい！」、と相場は決まっていたものです。

　さて、ここやよい軒、初めて入らせてもらいました。開店して日が浅いせいもあり、内部は大変綺麗です。昼食時だったせいもあり、ほぼ満員状態でした。あと３組分くらいの空きしかないという感じでした。その賑わいぶりに、大変驚きました。
　券売機方式なので、何を注文するのかは、先に決めなければなりません。写真を見て美味しそうなもの、ということでカレー鍋定食を食べることにしました。妻は、親子丼としました。ウエイトレスの案内で、私たち２人には窓際の席があてがわれました。

　待つことしばし、・・・でも、なかなか出てきません。２０分が経過しました。でも、まだ出て来る気配がありません。その間、お客は次々と入店し、空席はすべてなくなってしまったようです。待ち客すら出ている気配です。
　生憎、今日は１時に人と待ち合わせをしていました。それほど待たないだろうと踏んでいたので、焦りました。３０分を経過したところで痺れを切らしました。ウエイトレスの方に「すみません、予定があるので急いでもらえませんか」とお願いしてしまいました。
　妻の親子丼が先に届きました。それから数分後、ようやく私のカレー鍋定食の到着です。時間が押していたので、余り味わっている暇もなく、いそいそとお店を後にしたのであります。
　なお、ここの店、ご飯のおかわり自由で、自分で好きなだけよそって食べることができるようになっています。食欲旺盛な壮年層には、絶好のお店ですね。そのせいか、客層として若い人たちが多いのが、ひとつの特徴と言えそうです。