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カレーへのこだわり

　私は、個人的には、外出先でカレーを食べることは殆どありません。カレーは、自宅で酒を飲まない時に食べるもの、と決めているからです。２，３ヶ月に１回くらい、酒断ちをする日があるんです。その時に、カレーを所望するわけです。

　それと、カレーは自宅で馴染んだ味というものがあります。特に、私のように古い人間は、じゃがいもや人参などの具材がすっかり溶けて、シャバシャバになってしまったようなものは、カレーとは思っていないんです。カレーとは、じゃがいもや人参の形がそのまま残っているようなものでないと、何だか食べたような気がしないんです。これまでの経験から、外食時に食べるカレーは、判で押したように、シャバシャバしているんですね。それがどうも気に入らない。

豊富なメニューにびっくり

　まあそんな個人的な好みは別として、とにかく入店してみなければ始まりません。お店に入ると、先客はカウンターに１人だけ。ちょっと拍子抜けがしました。あれ～、全国的に有名なカレー店でこれはないだろうと思って見ていると、その後３人ほど入店してきました。
　それはともかく、まず注文です。家で食べるカレーは１種類だけですが、こういうお店で食べるカレーは、実にメニューが豊富なんですね～。びっくりしました。目移りがして仕方がありません。迷ったときは、やはり定番の「カツカレー」が一番落ち着きます。

トッピングのメニュー表に驚き

　注文を済ませ、カレーの到着まで、メニューをいくつかめくって見ました。そしたら、ＡＫＢ４８の女の子かと見まごうばかりの可愛い女の子の顔写真がずらりと並んだメニューがありました。一見すると、この中から好きな女性を選んでください、と言わんばかりです。何だか風俗店のようなメニューです。
　よく見ると、一番上に「トッピング」なんて記載があり、ここから選ぶシステムになっているようです。いやあ、最近のメニューってすごいですね～。トッピングを見るよりも、女の子の顔の方に目が行ってしまいます。

カツカレーの到着

　そうこうしているうちにカツカレー様のご到着です。５分程度の待ち時間だったでしょうか。カツとカレーの組み合わせというのは、本当に抜群ですね。一番最初にこの組み合わせを考えた人は偉い！と思います。ただ、これまでの経験では、カツに対して、カレーの量が少なくて、食べにくいということが何度かあったんです。少ないカレーを大事に大事に使い回すことに苦労していたので、自宅でカレーを食べるときは、カレーをたっぷり作るように頼んでいるんです。

　ですから家では、必ずカレーをおかわりをします。今日は、おかわりというわけにいきません。でも、写真でご覧のとおり、カレーはかなり分量があり、カレーを「使いまわす」必要もなさそうです。
　もちろん、カレーも美味しかったですよ。シャバシャバ系は私の好みではありませんが、まあこのくらいは我慢しましょう。

経営者夫妻はカンブリア宮殿に出演

　私は、テレビの「カンブリア宮殿」という番組を、ビデオにとって毎回見ています。さまざまな経営者が登場する番組です。村上龍と小池栄子が司会する番組です。そこにＣＯＣＯ１番屋のオーナー夫妻が出演したことがあるはずです。確か来る日も来る日も、自転車操業だった創業当時の苦労話なんかをしたような気がします。
　社長の話では、お客がライスの量を自由に選べるとか、カレーの辛さをお好みで選択できるとかのサービスもあるようですが、ここ幸手店では特にそのようなことは聞かれませんでした。メニューには多分そのような記載もあったのでしょう。

中国市場に進出

　COCO一番屋が、最近、中国市場に進出したというニュースを聞きました。中国市場は、人口が巨大ですから、飲食店経営者の観点からは大変魅力的な市場に見えるんでしょうね。
　でも私の個人的な感想から言えば、共産党一党独裁の国柄に進出するなんて、本当に勇気がいるな～と、感心してしまいます。新幹線の衝突事故が起きたら、まだ中に人がいるというのに列車を埋めてしまう、天津大爆発のような大事故が起きても一切報道させない、パナマ報道で習近平主席の租税回避報道が出ても、一切国民には知らせない。しかも、外国企業が工場を閉鎖しようとしても、従業員から訴えを起こされたら、出国すら許されない。しかも露骨な海洋進出の意図を隠そうともしない覇権主義国家に、よく進出しようという気になれましたね～。
　将来、従業員の皆様が、全員無事に日本へ帰ってこられますように、陰ながらお祈りしております。