蕎麦処権兵衛
蕎麦処 権兵衛
住 所 | 幸手市幸手2415-4 |
電 話 | 0480-43-2217 |
営業時間 | 11:00〜14:30、17:00〜20:30 |
定休日 | 水曜日、月1回連休あり |
ホームページ | http://soba-gonbe.com/ |
主なメニュー | ☆ ☆ |
お店探訪記
幸手には安兵衛というお店と権兵衛という店があります。こちらは権兵衛の方です。安兵衛にしても、権兵衛にしても、典型的な江戸時代の町民か農民の名前という感じがします。少なくとも侍の名前ではなさそうです。安兵衛という名は堀部安兵衛を連想し、強そうなイメージは伝わってきませんが、権兵衛というと、かなり強そうなイメージが伝わってきます。名前というのは、不思議なものです。
幸手市民なら、ここ権兵衛のお店の前は、何度も通っているはずです。でも、立ち寄ったことはない、という市民が多いのではないでしょうか。私も、気にはなっていたものの入ったことはない、という店でした。
今日は、混雑時を避けるため、1時過ぎにお邪魔してみました。それでも既に、カウンター席に4人、テーブル席に2人、合計6人の先客がいました。真新しいカウンターにテーブル席。まだ木の匂いが残っているかのようです。カウンターは、文字通りピカピカ光っていました。そのカウンター席は既に4人座っているので、私はテーブル席の一番端に陣取りました。
さて、注文は何にしようかとメニュー本を取り上げました。最初の1ページに、韃靼(だったん)そばの効能のようなものが書いてありました。曰く。「昔から漢方の薬として、また栄養源として食べられていたこと、ルチンという成分が豊富に含まれていて、日本そばと比べると100倍のルチンが含まれていること、シミ、そばかすを取りのぞき、血圧上昇の防止や、肥満・糖尿病の改善に効能がある」なんていうことが、恭しく書いてありました。かなりそばにこだわりがある、という意思が伝わってきました。
これだけそばのことが書いてあるなら、何といってもそばを食べなければいけないでしょう。私の好きな「力うどん」ではなく、「力そば」910円を頼むことにしました。
待つこと暫し。力そばのご到着です。昼からボリュームのあるものを食べてしまうと、晩の食が進まなくなり、お酒も不味くなるので、ボリュームの少ないものを期待しました。そしたら期待通り、ボリューム感がありません。高齢者向きと言っても良いかもしれません。内心、ホッとして食べ始めると、そばがかなり短い。普通、そばというのは、一旦、箸で高く持ち上げ、それからズズーッと頂くことが多いものですが、ここのそばは、全くその必要がありません。そばが短いからです。四国徳島の祖谷(いや)そばを思い出しました。
推測ですが、多分、そばにいわゆる「つなぎ」を混ぜていないんだと思います。つなぎは、日本人の口に合うように、創意工夫をして混ぜたものです。ここ権兵衛では、つなぎをほとんど使っていないのかもしれません。文字通り純粋なそばを愛する人は、こういうそばを好むんでしょうね。
なお、汁と餅は最高でした。特にお餅はふっくらと膨らみ、それでいてほんのり焦げ目もついていました。
食後にデザートが出てきました。ママさんらしき人から、「きなことトマトの・・・」といった説明があったんですが、よく聞き取れませんでした。切り餅のような食感でした。一口サイズでしたが、食後のデザートして、なかなかおしゃれです。
客席は、4人がけのテーブル席が一つ、2人がけのテーブル席が2つ、更に仕切りで囲まれたテーブル席6人分、それにカウンター席です。
帰りがけに和室が見えたので、何人くらい座れるのか聞いたところ、「2部屋あるので15人までは大丈夫ですよ」とのことでした。外の駐車場が広い理由が分かりました。
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